シェアハウスに住む人の年齢・男女比・職業は?国土交通省1,500人調査を分析
「シェアハウスって、どんな人が住んでいるの?」——ルームシェアやルームメイト探しを始める前に、多くの人が気になるポイントです。この記事では、国土交通省が全国のシェアハウス入居者・入居経験者1,500人に行った調査をもとに、年齢層・男女比・職業・月収・入居理由を数字で見ていきます。
ここで紹介する数値は、2015年(平成27年)8月に実施された調査の結果です。調査時点から現在までに傾向が変化している可能性があります。また、この調査は運営事業者が介在するシェアハウスの入居者・入居経験者を対象としたもので、個人間で部屋を貸し借りするルームシェア市場全体と完全に一致するデータではありません。現在のRoomii利用者のデータでもありません。出典は記事末尾に記載しています。
シェアハウス入居者の年齢層
2015年調査では約8割が30歳未満
最も特徴的なのが年齢です。入居当時の年齢を見ると、30歳未満が合わせて81.1%を占めていました(2015年調査時点)。若い世代が中心の住まい方だったことがわかります。ただし「現在も8割が30歳未満」という意味ではなく、あくまで当時の調査結果である点に注意してください。
最も多いのは20歳以上25歳未満
単独で最も多かったのは20歳以上25歳未満で42.5%。大学生から新社会人にあたる年代です。一方で30代以上も約2割おり、幅広い年代に利用されていました。
入居当時の年齢層(n=1,500)
数値を表で見る
| 年齢層 | 割合 |
|---|---|
| 20歳未満 | 16.7% |
| 20〜25歳未満 | 42.5% |
| 25〜30歳未満 | 21.9% |
| 30〜35歳未満 | 11.2% |
| 35〜40歳未満 | 3.2% |
| 40〜60歳未満 | 3.3% |
| 60歳以上 | 1.1% |
シェアハウス入居者の男女比
男性47.2%、女性52.8%
男女比は男性47.2%、女性52.8%と、どちらか一方に大きく偏ってはいませんでした。女性がやや多いものの、性別を問わず選ばれていた住まい方だといえます。「シェアハウスは女性向け」「男性向け」といった思い込みで選択肢を狭める必要はなさそうです。
男女比(n=1,500)
シェアハウス入居者の職業
正社員が32.8%で最多
意外に思われるかもしれませんが、シェアハウスは学生だけの住まいではなく、調査では正社員が最も多い(32.8%)結果でした。学生(28.3%)がそれに続き、正社員と学生を合わせると61.1%になります。
学生だけでなく社会人にも利用されていた
契約社員・派遣社員・アルバイトなども一定の割合を占めており、働き方はさまざまでした。就職・転職・上京のタイミングで、初期費用を抑えられる住まいとして選ばれていた様子がうかがえます。
入居当時の就業形態(n=1,500)
入居当時の月収分布
収入帯は幅広い
入居当時の月収は特定の帯に集中しておらず、幅広く分布していました。これは平均値ではなく、収入帯ごとの割合です。「収入なし」が18.0%と最も多く、ここには学生などが含まれる可能性がありますが、その理由は調査結果からは断定できません。
家賃を抑えたい需要との関係
15万円未満の層が合わせて約6割を占めており、後述する「家賃の安さ」を重視する傾向とも整合します。限られた予算の中で、住居費を抑えつつ暮らせる選択肢として機能していたと考えられます。
入居当時の月収分布(n=1,500)
シェアハウスを選んだ理由
家賃の安さが44.1%で最多
入居の決め手として最も多く挙げられたのは「家賃が安いから」で44.1%でした。シェアハウスというと「入居者どうしの交流」がイメージされがちですが、交流だけが主な目的ではなく、まずは経済的なメリットが選ばれる大きな理由だったことがわかります。
立地と勤務地への近さも重要
次いで「立地が良いから」(28.9%)、「勤務地に近いから」(20.1%)が続きます。通勤・通学のしやすさも重視されていました。
交流だけが主な目的ではない
「他の居住者とコミュニケーションが図れるから」は9.2%。交流を求める人も一定数いますが、全体から見れば主役ではありませんでした。なお、この設問は最も重視したものを最大2つまで選ぶ形式のため、合計は100%を超えます。
入居した動機・理由(最大2つまで選択、n=1,500)
シェアハウス利用者の地域
東京が35%
居住地域は東京都が35.0%と突出していました。埼玉県・千葉県・神奈川県(14.5%)を合わせると、東京圏だけで約半数に達します。
首都圏の利用者が多かった
次いで近畿17.1%、中部6.7%と続きます。仕事や進学で人が集まる都市部を中心に、住居費を抑える手段として利用されていた傾向が読み取れます。
居住地域(n=1,500)
シェアハウスの利用回数
74.7%が利用1回
シェアハウスの入居経験は「1軒のみ」が74.7%で、2軒以上は25.3%でした。多くの人にとってシェアハウス生活は繰り返し選ぶものというより、人生の特定の時期に選ぶ住まいだった可能性があります。ただし、その理由まではこの調査だけでは断定できません。
シェアハウスの入居経験軒数(n=1,500)
自分に合ったルームシェアを探すポイント
ここまでのデータからもわかるように、シェアハウスやルームシェアはさまざまな人が利用しています。だからこそ、自分に合う部屋・相手を選ぶための確認が大切です。契約前に、次の点をチェックしておきましょう。
- 家賃と共益費を分けて確認する(合計の月額でいくらになるか)
- 入居可能日が自分の希望時期と合うかを確認する
- お互いの生活リズム(日中型・夜型、在宅の有無)を確認する
- 喫煙・ペット・来客のルールをあらかじめすり合わせる
- 相手や運営に本人確認の仕組みがあるかを見る
- 決めた条件は口約束にせず、文章で残す
- 正確な住所や個人情報は、信頼できると判断するまで早い段階で渡さない
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希望エリアのルームシェアを探す ルームメイト募集を無料で掲載するよくある質問
シェアハウスは何歳の人が多いですか?
2015年の国土交通省調査では、入居当時の年齢が30歳未満の人が81.1%を占めました。最も多いのは20歳以上25歳未満(42.5%)です。現在の割合を示すものではありません。
シェアハウスは学生が多いですか?
学生は28.3%でしたが、最も多い就業形態は正社員(32.8%)でした。学生だけでなく社会人にも利用されていたことがわかります。
シェアハウスの男女比はどのくらいですか?
2015年調査では男性47.2%、女性52.8%で、どちらか一方に大きく偏ってはいませんでした。
社会人でもシェアハウスに住めますか?
調査では正社員が最も多い就業形態でした。契約社員や派遣社員なども含め、社会人にも幅広く利用されていました。
ルームシェアを選ぶ主な理由は何ですか?
最も重視された理由は「家賃が安いから」で44.1%でした。次いで立地の良さ(28.9%)、勤務地への近さ(20.1%)が続きます。
ルームメイトを探すときに確認すべきことは何ですか?
家賃と共益費、入居可能日、生活リズム、喫煙・ペット・来客のルール、本人確認の有無を確認しましょう。契約条件は文章で残し、正確な住所などの個人情報は早い段階で渡さないことも大切です。
調査時期:2015年8月/調査対象:シェアハウスに現在入居している、または過去に入居したことがある全国の18歳以上の男女。
原資料:国土交通省 公表資料(PDF)
※本記事は上記の統計値を引用し、Roomii独自の説明・分析を加えたものです。数値は2015年時点の調査結果であり、現在の状況を示すものではありません。